未来日記 (人格障害の疑いがある娘の為に作ったブログです)

はじめまして未来です。ブログって何?て程、無知な私が始めたブログです。娘ゆずきは多分今、人格障害とゆう病に侵されてます。そんな娘の悩みを母親として、一緒に考えてあげたく、私の過去を振り返りながら立ち上げました。ブログ全くの初心者です。話があやふやになってしまったらすみません…>_<…

嘘の笑顔

人の性格って、色々あると思う。


凄く明るい人もいれば、めちゃくちゃ暗い人もいる。


でもそれって、本当にその人の性格なんだろうか?


いや、多分そうだとは言い切れないかも。

表面上めちゃ明るい人だって、もしかしたらそうじゃないかも知れないよ。


自分を相手に良く見せたくて、明るい人のふりしてるだけ、て事だってあるんじゃないかなぁ?


少なくとも、私にはそんな時期があったよ。


笑いたくても笑えない時間、本心から出た笑顔ではない、嘘の笑顔。


ブサに他の異性が現れるまでは、私だって毎日笑ってた。


その事を知った後も、頑張って笑ってた。


会う度、会う度に不安も怒りも

寂しさもあったけど…


それでも私はブサの前では笑ってた。


自分は彼を信じる!

そう決めたから。


その相手がブサの家に出入りしてる事も見て見ぬふり。

一緒に出掛けるのも承知して。



ほんと…バカみたい。


私がライダーになろう、なりたいっ!て思ったのは誰のため?


貴方と、貴方と同じ道を一緒に走りたいからなんだよ。


貴方のライダー姿を見て、私も同じライダーになりたいっ!

そう思ったからなんだよ。


貴方の後ろをずっと一緒に走りたい!

その気持ちだけで、一生懸命頑張って中型バイクの免許取ったじゃない!


なのに、なんで私と別の人と走りに行ってしまうのですか…?


私の為にバイクまで買ってくれたのに…


それでもね。

それでも私…

信じてたよ。


鬱になりながらも、必死に笑って


「友達だよ。只のバイク仲間」


そんな貴方の有り得ない言葉信じてさ。

1年以上も嘘の笑顔で貴方のそばにいたんだよ。


酷い人だね…


ゆずきの気持ちまで裏切ってさ…。


あの子は貴方の事を、新しい父親になるかも知れないって、思い始めてたはずだよ。


気持ちが変わってしまったのなら、もっと早くに貴方の口から聞きたかった。


そしたら私、あんな壊れた自分の姿を貴方に見せずに笑ってさよなら、出来た

かも知れなかったのに…

おぼえてますか?

ねぇ、ゆずき。


お前は覚えているのかなぁ?


お前ってばさ

赤ちゃんの時、母以外には全く懐かなかったんだよ。


いっつもおしゃぶり咥えてたね。

よだれダラダラ垂らしながら、誰か見ては


んギャ〜 ‼︎


凄い勢いで泣いてたんだよ。


鼻水グスグス、真っ赤な目で、口の周りはベタベタでさ。


見た目、かわいくねぇな

て、


そんな赤ちゃんだったんだよ。


でもね、母だけは違ったよ。


ハイハイ期に、母が居な〜いって、部屋の中探し回ってた事あったでしょ。


トイレまで探しに来た時


ニッコリ。


笑った時の顔、母は昨日のように今でも覚えてるんだ。


歩き始めて直ぐの頃、ピカチューのぬいぐるみリュック背負わせてバスで出掛けた時、お前よりもピカチューの方がずっと大きかったよね。


髪の毛がまだ薄いのに、母、無理やりに2つ結びして、リボン巻いて、カワイイ女の子主張してたなぁ。


お前って、ほんと、ブチャかわいくてさ。

ピンクのフリルワンピ着せても、直ぐに汚しちゃって、せっかく買った服、みんな薄汚れた色に染まってたよね。


幼稚園の卒園式の時はさ、式が終わって他の友達はもうとっくに泣き止んで遊んでたのに、お前だけはずっと泣きぱなし。


先生オロオロ、困ってたよ。


凄く元気だけど、人一倍感情に脆いゆずき。


あれが本当のゆずきなんだよね?



4年生の夏休み。

ブサに初めて会わせたよね。


駅に迎えに来てくれたブサ見て、少し怖そうに母の後ろに隠れてたくせに、直ぐいつものお前に戻ってさ。

3人で、テレビゲームやったじゃん。


あの時ね、ブサは女の子の扱い方わからなくて、一生懸命、ゆずきとの遊び方考えてくれてたんだよ。


3人で行った池袋のナンジャタウン。

真っ暗なおばけ屋敷は怖かったね。


上野動物園に行ったけど、休園日でさ、不忍池でアヒルボート乗ったの覚えてる?


夜にやった手花火、喜んでくれた?


3人の思い出いっぱい出来てさ、

母、本当の家族になれると信じてたんだよ。



でもね。

母、壊れちゃったよ。


母の気持ちが強過ぎてさ…

ブサも疲れちゃったのかな。


だから今、母の隣りにブサは居ないんだね…

消去

時には、無茶だってわかっててもやらなくちゃならない事だってあるよ。


単純に

自分は絶対大丈夫!



自信を持つ事自体、既に間違ってはいたんだろうけどね。



いくら元気印の私だって、妊娠中にあの重たいパチ玉を$箱満タンで運ぶの


ムチャくちゃだよな。



私だって、借金さえ無ければ仕事なんてさっさと辞めてたとは思うよ。


けどさ、ブサと一緒に暮らす前に自分の責任で借りた生活費、どうしても返しておきたかったんだ。


案の定、仕事中に出血しちゃって

赤ちゃんダメだった…


いや、そうじゃないか。


病院のエコーを見ながら説明を受けた時


「間違えなく妊娠はしてたようですが…残念ですけど赤ちゃんはもう居ないですね。体に吸収されて消えてます」


消えた…?


たしかに、子宮らしきボヤケた影の中には何も映ってはいなかったんだよね。


夢…

夢だったの、かな?


私とブサの赤ちゃんが出来たって事。



その後、数週間の記憶。

私あんまり覚えてないんだ。


数日後に処理手術受けたんだけどさ、ショックが大き過ぎてね。


帰りのバスの中で、一目気にせず大泣きしたのだけしか記憶に残ってないんです。


消しちゃったんですかね?


私の脳が、勝手に。


辛さや寂しさから逃れる為に、勝手に消しちゃったのかなぁ。


記憶って、不思議。


自分に都合の悪い事を消せるんだね。


もし本当にそうなら、私の過去の記憶を消すのではなく


ゆずきの寂しさの記憶を消してあげて下さい。


そしたらまた、笑顔いっぱいの娘に戻れるのだから。