未来日記 (人格障害の疑いがある娘の為に作ったブログです)

はじめまして未来です。ブログって何?て程、無知な私が始めたブログです。娘ゆずきは多分今、人格障害とゆう病に侵されてます。そんな娘の悩みを母親として、一緒に考えてあげたく、私の過去を振り返りながら立ち上げました。ブログ全くの初心者です。話があやふやになってしまったらすみません…>_<…

旧姓に戻るまで

ゆずき、元気にしてますか?


最近は、お前からのLINE…

全然こないよ。


前は毎日くだらないバカ話、いっぱいくれたよね。


母、そんなお前との時間が凄く楽しかったんだよ。


毎日何してるの?

面接は受かった?


ご飯、ちゃんと食べてますか?

夜はぐっすり眠れてる?


また1人きりで、寂しさに耐えながら泣いてない?


母もね、また泣き虫になっちゃったかも…



あの時、ブサの赤ちゃんが無事に産まれてたら、

もしかしたら、今ゆずきが苦しむ事、なかったかも知れないね。


ゆずきの弟か妹、母は産んであげたかったな…




ブサの赤ちゃんが出来きたばかりの頃

私は、まだ旧姓には戻っていませんでした。


子供達の事を考えると、中々離婚に踏み切れないとゆう気持ちもあったのだけれど

それよりもっと理不尽な理由が、私の離婚に関わっていたからなんです。


その訳は実家の母のケガ。

仕事中にトラックの荷台から落ちたらしくて、椎間板を負傷して以来働けなくなってしまったんですよ。


それでも運良く、直ぐに生活保護が認められたおかげで、路頭に迷う事なく、寝たきりの2人を抱えながらでも生活は出来てたんだ。


私が実家に戻って直ぐのハプニングだったからさ、急いで離婚して私が旧姓に戻ってしまうと、生活保護が取下げられる可能性もあったんだよね。


だから当然、その時の私は保険証なんて持ってない。


当時の保険証ってさ、今と違って、家族全員が記載された物だったんだよ。だから家を出ちゃった私には使う事が出来なかっんだよね。


もちろんその事はブサも心配してくれて、春には子供が産まれるのだから、早く旧姓に戻さないと入籍出来ないよ。


実家に籍を置けないならさ、俺の同居人って形にしても良いんだよ。


そしたら、保険証だって持てるし、病院通えるよね。



うん、そうだね。


ありがとう。

やっぱり貴方は優しいな。

私の事、ちゃんと考えてくれてるんだね。


わかった。

私、貴方のその優しさに着いてくね。

一緒に同じ道歩こう


ゆずきと手を取り合って、本当の家族になろう。


ゆずきの父親になって下さい。


私、わたしね、貴方の事

一生信じてゆきます。



この幸せがこれからもずっと続くって


そう、本当に心の底から思ってたっけ。



もし、あの子が生きてたとしたら、今いくつになってるのだろう?


考えても無意味な事だけど、やっぱり考えてしまうよね。


だって仕方ないよ。

あれもまた、私の責任なのだから…

嘘じゃないよね?

その日、私1人だけが異様な空間の中にいた。


辺りでは、ランプが激しく光っていて、次々に聞こえて来るのは当り台へのラッキーコール。


いつもの私なら、自らが先頭切って、マイクを握り締め笑顔いっぱいにホールを周っているはず。


私の仕事は、パチンコホールのスタッフ。

来店してくれるお疲れ様にはどんな時でも笑顔を差し上げなければならないサービス業なのだ。


わかってはいる

わかってはいるけど

笑えない…


笑えるはずがない



あの日以降、ブサからの連絡はまだ来ていないのだから。


やっぱり迷惑な、貴方にとっては邪魔な存在にしかなれなかったのかな…



諦めるとか別れるとか、そんな事を悩んでたのとは違う気がする。


ただ、自分の存在をブサにだけは消されたくない‼︎


私は貴方を愛している‼︎


例え、このお腹の中の子の存在を貴方が認めてくれなくてもいい。


私の姿だけを見て

私の声だけを聞いて

私の心だけを受け止めて


私の全てをあげてもいい。


だから…

お願い

私を貴方の記憶の中から消さないで欲しい…



私の願いはこれだけだったんです。



やっぱり、私も彼に依存してたのかも知れませんね。


ただ只、ブサへの熱い想いがあって、その気持ちを止められない自分が生まれ始めてたあの頃。


私にはブサしか見えなかった。


だから、妊娠とゆう事実を知った時、お腹の中の子の命よりも、もしかしたらブサを失ってしまうかもしれないと思う不安。


その方が遥かに大きかったんです。


そんな不安が何日か続いたある日。

ブサから連絡が入りました。


やっぱり別れ話だよね…



彼の家を訪れた時

黙って俯いてる事しか出来なかったな。


言葉が何も出ない…



「ごめんね、連絡遅くなっちゃって」


先に声を出したのはブサ。


「これ、渡して置くよ」


ブサがテーブルの上に置いたのは


…………



ブサの部屋の合鍵でした。



どうゆう意味?


直ぐには理解出来なくて


合鍵、私にくれるの?

まだ貴方のそばに居ていいの?


少し戸惑い気味だったと思う。


そりゃそうだよね。

だって絶対別れ話になるに決まってる。

そう思ってたんだもん。


だけどブサが出した応えは

ゆずきを引き取り、お腹の中の子と4人で暮らそう。


私が思ってもみなかった言葉。


彼の優しさ溢れる言葉だったんですから。



めちゃくちゃ嬉しかったな。



ブサが私を見てくれた

ブサが私の声を聞いてくれた

ブサが私の心を受け止めてくれた


天にも昇るような感覚。


きっと、こうゆう気持ちの事を言うのだろう。


今まで生きて来た人生の中で、あれ程幸せな気持ちを感じる事はなかったもん。


でもねブサ。

それって、本当の貴方の気持ちでしたか?


本当に貴方はそう思ってくれた?

妊娠…

時として、運命は残酷だったりします。



結局眠れなかったんで、どうせ眠れないならと思い、続きを書いてます。


今の時刻はAM6時。


普段なら仕事に行く前で、後30分は寝てる時間ですかね。


と言っても、後30分で続きを書き終わる程、私には文才能力は有りませんので、この話を載せるのは多分夜かな。



てな訳で、話を戻しますね。



前回登場した彼とは、ゆずきが来ない時以外はよく会ってました。


シフト制の仕事をしていた私ですから、休みは土日じゃなかったんです。


彼の事、ここではブサと呼ばせて貰います。

もちろんあだ名ですよ。


ブサは漫画家のアシスタントの仕事をしてて、毎月、仕事の入りが決まってましたからね、月初めと月の終わりは必ず家に居る人でした。


だから、関係ないんです。


泊りがけで仕事をしてる時以外なら、いつでも会いに行けたんですから。


私、本気で人を好きになるとかなりヤバいんだな、て


彼と出会って初めて気付きました。


あ、このブログは私の恋愛体験を語る為の物ではないので、私と彼の話は詳しく書く必要はありませんね。


すみません。


え〜と、恋愛中の詳しい話は省きますが、彼と付き合い始めて3ヶ月目だったと思います。


月の物が来ない!

来なかったんです。


もしかしたら

妊娠‼︎


もちろん彼の子供です。

いつ出来た?


ハッキリと思い当たる日が、私にはわかりませんでした。



どうしょう…


まだ付き合い始めて3ヶ月。

この事を知ったら彼はどう思うのだろうか…


子供逹は?

ゆずきは?


不安と罪悪感しかなかったですね。


捨てたつもりはないけれど、私が手離した子供逹。


裏切りです…


なのに、自分のお腹の中には別の命が宿ってるなんて。



その事をブサに話す勇気がなくて、なかなか言えずにいたっけ。


私が、その事を思い切って話したのはいつだっただろうか。


あまりにも時が経ち過ぎて、今の私には思い出す事は出来ません。


いつだったかは覚えてないけど、その話を聞いた時、彼は黙ったまま何も言わなかったような。


そんな記憶が残ってるような気がします。


あ… 終わったなぁ…


これは私への罪なのだろうか。


子供逹を残したまま、自分だけが毎日笑ってる。


そんな私への罪だったんですか?